東京都議会補欠選挙について
衆議院議員選挙に引き続き、同日で行われました東京都議会補欠選挙について記載したいと思います。
まず、東京都議会補欠選挙がなぜ行われたかについてです。
現在、八王子における東京都議会議員の議席は5議席あります。この5議席が、本年1月に当時の石森たかゆき都議会議員(自民党)が市長選に出馬したことにより、1議席が欠員となりました。
結果、本来であれば、来年の夏に行われる都議会議員選挙まで1議席が欠員のままになる予定でいました。
しかし、10月31日に石原前都知事が突然の辞職を表明したことより状況が変わりました。
法律において知事選挙・市長選挙が行われる場合に、告示日前までに議席に欠員がある場合には補欠選挙を行うという規定があります。
ただし、この規定の前提条件として、任期満了に伴う本選挙の半年以上である場合に限ります。
今回、都議会議員の任期満了に伴う本選挙が6月または7月ということから、年内に都知事選が行われることになった為、補欠選挙が行われることになりました、
もしも、石原前都知事が年明けの1月などに辞職していたならば、半年以内になる為、補欠選挙が行えなかったということになります。
ちなみに、本年の八王子市長選挙において、市議会議員が1名欠員にも関わらず補欠選挙が行われなかったのは、当時立候補した市議会議員が告示日における自動失職を選ばれた為、告示日前に欠員が出なかったことにより行われませんでした。
以上のことから、都知事選挙の告示前に都議会議員の議席が空いていた八王子、葛飾、世田谷の3か所でのみ都議会議員補欠選挙が行われることとなりました。
今回の都議会議員選挙は、衆議院議員選挙と同日開催だったということもあり、平成21年の都議選挙の投票率、58.17%を上回る61.60%(3.43%増加)となりました。
有権者数については、衆議院議員選挙より告示が遅いことから数が変わり、男性226,368人、女性226,381人、合計452,749人(衆議院選挙より2,471人減)となりました。
これは、告示日当日の有権者数になりますので、衆議院の公示から都議会議員の告示までの間に転居されたりした方がいるなどにより減少となります。
有権者数が452,749人に対して、投票率が61.60%であったことから、投票総数は278,879票となりました。この内、無効投票が28,649票、持ち帰り8票があり、有効投票は250,233票となっております。
それでは、今回の東京都議会議員補欠選挙の結果と当確を届出順に記載致します。
001 無所属 もろずみ みのる 93,607
002 日本共産党 市川 かつひろ 42,195
当 003 自由民主党 近藤 充 114,431
衆議院議員選挙と比較しますと、無効投票が20,000票近い差が出ております。
さらに、この内、20,300票あまりが白票(無記名)であったとういうことで、確かに投票率は上りはしましたが、無記名ということで候補者を選べなかった人が多くいたという事実は認識しなければならないと感じました。
候補者の顔ぶれを見ますと、もろずみ氏は本年1月の八王子市長選挙に出馬しており、市川氏は初挑戦、近藤氏は現職の市議会議員からの転身という状況であったのを、投票結果と合わせて有権者の方がどのように判断されたのかをしっかりと考えてみたいと思います。
まず、東京都議会補欠選挙がなぜ行われたかについてです。
現在、八王子における東京都議会議員の議席は5議席あります。この5議席が、本年1月に当時の石森たかゆき都議会議員(自民党)が市長選に出馬したことにより、1議席が欠員となりました。
結果、本来であれば、来年の夏に行われる都議会議員選挙まで1議席が欠員のままになる予定でいました。
しかし、10月31日に石原前都知事が突然の辞職を表明したことより状況が変わりました。
法律において知事選挙・市長選挙が行われる場合に、告示日前までに議席に欠員がある場合には補欠選挙を行うという規定があります。
ただし、この規定の前提条件として、任期満了に伴う本選挙の半年以上である場合に限ります。
今回、都議会議員の任期満了に伴う本選挙が6月または7月ということから、年内に都知事選が行われることになった為、補欠選挙が行われることになりました、
もしも、石原前都知事が年明けの1月などに辞職していたならば、半年以内になる為、補欠選挙が行えなかったということになります。
ちなみに、本年の八王子市長選挙において、市議会議員が1名欠員にも関わらず補欠選挙が行われなかったのは、当時立候補した市議会議員が告示日における自動失職を選ばれた為、告示日前に欠員が出なかったことにより行われませんでした。
以上のことから、都知事選挙の告示前に都議会議員の議席が空いていた八王子、葛飾、世田谷の3か所でのみ都議会議員補欠選挙が行われることとなりました。
今回の都議会議員選挙は、衆議院議員選挙と同日開催だったということもあり、平成21年の都議選挙の投票率、58.17%を上回る61.60%(3.43%増加)となりました。
有権者数については、衆議院議員選挙より告示が遅いことから数が変わり、男性226,368人、女性226,381人、合計452,749人(衆議院選挙より2,471人減)となりました。
これは、告示日当日の有権者数になりますので、衆議院の公示から都議会議員の告示までの間に転居されたりした方がいるなどにより減少となります。
有権者数が452,749人に対して、投票率が61.60%であったことから、投票総数は278,879票となりました。この内、無効投票が28,649票、持ち帰り8票があり、有効投票は250,233票となっております。
それでは、今回の東京都議会議員補欠選挙の結果と当確を届出順に記載致します。
001 無所属 もろずみ みのる 93,607
002 日本共産党 市川 かつひろ 42,195
当 003 自由民主党 近藤 充 114,431
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さらに、この内、20,300票あまりが白票(無記名)であったとういうことで、確かに投票率は上りはしましたが、無記名ということで候補者を選べなかった人が多くいたという事実は認識しなければならないと感じました。
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