鈴木レオ 八王子のために獅子奮迅!!

八王子市議会議員 鈴木レオと事務所スタッフの活動を
徒然なるままに綴っております。

決算審査特別委員会 設置

本日、本会議にて平成20年度の決算についての代表質疑が行われました。 
代表質疑では、それぞれ会派の代表者が質疑を行い、計6名により質疑がされました。
質疑終了後には、決算について細部に渡り審議を行う為の決算審査特別委員会の設置の議案が出され、本会議10月16日の最終日まで休会となり、決算審査がそれぞれ行われることとなります。

ここで、平成20年度の決算の状況について記載したいと思います。
平成20年度は、歳入総額1761億7725万円(前年度、6.8%増)であり、歳出総額1638億506万円(前年度、0.6%増)となったことから、差し引きで12億3721万円(前年度、497%増)黒字となりました。

ここで、私が活動している中で、「八王子は税金が高い」と言われることがたまにあります。
税金は、個人の年収に応じて徴収される為、自治体によって大きな差が生じることがないのが現状です。

しかし、何故、八王子は税金が高いと感じるのか。
恐らく、徴収されている金額に対して、市民サービスが見合っていない部分がそのような感じを与えるのではないかと思います。

実際に、平成20年度の決算で市民一人当たりの歳入、歳出を比較してみると下記のようになります。
            歳入        歳出        差し引き(歳入−歳出)
 八王子市   321,666円   299,077円        22,589円
 立川市     389,816円   357,828円        31,988円
 町田市     311,792円   288,975円        22,817円
 武蔵野市   439,213円   400,982円        38,231円

これを見ますと、八王子における一人当たりの税はそれほど大きくないのが見て取れます。
また、差し引きが小さいほど、費用面から見た場合に、税収とサービスが釣り合ってる事になりますので、八王子はかなり釣り合いが近いのが分かります。

しかし、武蔵野市などと比較すると、歳出の金額自体が違うので生活面から見ると、武蔵野市の方が良いサービスを受けているように見えます。
むしろ、武蔵野市などは一人当たりが税金を多く収めているから、充実したサービスが受けられて当然だとは思います。

よく「他人の芝生の家は青い」と言いますが、実際に住んでみないことには分からない所が多くあると思います。
数値上にて、他市と比較して八王子はそれほど税金は高くなく、それに見合ったレベルの市民サービスは提供出来る様に努力しているのが見て取れます。

今後、この差し引きの部分をより小さく出来るように、これからの決算審査特別委員会では無駄を省き、必要な部分を伸ばせるように議論を進めてまいります。
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宮下町 若松神社祭り

宮下町にある若松神社にて、土曜日、日曜日の両日に渡り、お祭りが行われました。
宮下町では、7月18日に夏祭りが行われ、9月になると若松神社のお祭りが行われているそうです。

 

7月の夏祭りでは盆踊りが中心でありましたが、9月の若松神社では広場に大きな舞台が用意され、カラオケや踊りの披露などがされておりました。
舞台の横には、八王子祭りでも出ておりましたが、宮下町会の山車が飾られ、宮下囃子の皆さんが演奏されておりました。



また、町会で作られている食事として、若松鍋が振舞われておりました。
この若松鍋は、宮下町で昔から親しまれており、最初は食材も乏しかった時代であった為、地場の野菜のみを入れて作られておりました。
しかし、その後に野菜だけでは足りないということから、徐々に具が増えて行き、今ではお肉やうどんも入り、お腹をしっかりと満たされる鍋となったそうです。



お祭りは、夕飯時にかかることもあるので、このお鍋を食べることにより、「今日の夕飯はお祭りで」と言ったように、夕飯時でも出かけられるようなお祭りにしたいという思いも込められているとのことでした。
確かに、このお鍋を食べれば、お祭りを楽しみながらお腹も満たされる、そんな感じを受けました。

それぞれの地域において、お祭りには色々な趣向が凝らされております。
今年のお祭りも残すところいちょう祭りとわずかになって参りましたが、地域の繋がりとしてのお祭りが発展するよう、宣伝すると共に、来年に向けて私が出来ることを考えて参ります。

【参考】
宮下町会夏祭り→http://leolion.jugem.jp/?eid=328
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高尾交通安全関所

9月21日より秋の交通安全運動が開始されている中、高尾署では高尾警察、高尾交通安全協会、そして高尾交通安全少年団が協力して高尾交通安全関所が開所されました。
開所式では、全団体が高尾警察署前に集合しておりました。

春の交通安全運動では、高尾山のふもとで開所されましたが、秋は高尾警察署前の甲州街道にて行われ、交通安全の啓発活動を行っておりました。
開所式終了後には、高尾交通安全少年団の演奏が行われ、道行く人々もその演奏に耳を傾けておりました。

 

今回、関所を開所するに辺り、高尾警察署前には関所の幕が設置されました。
この幕には、写真の向かって左の2番目から、高尾交通安全少年団高尾警察署東京都交通安全協会八王子市、そして東京都のマークが記されております。
交通安全運動の根幹として、これらの団体が協力していることがこの幕より感じられました。



高尾交通安全協会は、ボランティアの皆様に支えられております。
また、高尾交通安全少年団は、小学生の子ども達により編成されております。
年々、地域への参加が減少している中、これらの団体についても参加者の減少が課題とされているのが現状であります。

私自身は、消防団に所属しておりますが、地域への参加というのは時間が割かれ、私の世代では厳しいものがあるのが現状であるとも感じております。
しかし、これらの活動に参加し、自分自身はもちろんのこと、子ども達が貴重な経験を出来るような地域活動をより活発にすることがこれから求められるのではないかと感じました。

市政の立場からどのような取り組みが出来るのか。
私なりに検討を進め、取り組んで参りたいと思います。

【参考】
高尾交通安全協会 関所→http://leolion.jugem.jp/?eid=277
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並木町交差点の信号の改善及び新規設置

甲州街道の長房団地入口から入った最初の交差点に、新規で歩行者用信号を設置致しました。

 

また、合わせて甲州街道の信号が新しいLED式に対し、この交差点の信号が電球式であった為、共にLED式へと変え、信号の明るさを統一致しました。



しかし、まだ電線が多くある為、信号が見難いという課題が残っていますので、今後も継続して交差点の改良に取り組んで参ります。
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横山中学校 体育祭

久しぶりに夏の暑さを感じるような陽気になった中、横山中学校にて第62回体育祭が開催されました。
本来であれば、9月19日に開催される予定ではありましたが、インフルエンザなどの影響により、学級閉鎖となったクラスが出たため、急遽変更となり、開催されました。

 

平日開催ということもあり、保護者の方の数はまばらではありましたが、生徒達の熱気は変わらず、盛り上がっておりました。
ただ、横山中学校の校舎は新校舎となりましたが、校庭がまだ整備中の為、今年の体育祭も隣の散田小学校にて行われておりました
体育祭を見ていますと、やはり小学校の校庭では中学生にとっては狭いような感じを受けました。



予定では、今年度中に校庭の整備が終わりますので、来年度の体育祭は広い校庭で伸び伸びと出来る予定になっております。
来年には、体育祭の練習から全て、横山中学校にて行えるように校庭整備などが遅れることがないようにして参りたいと思います。
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今日の1枚(甲州街道 いちょう並木歩道)

秋分の日も過ぎ、朝夕だけでなく、日中も少し過ごし易くなって参りました。
甲州街道のいちょう並木も徐々に黄色く色づき始めている中、歩道では一足早く、秋の訪れが見られました。

 

いちょう並木の歩道では、少しづつ銀杏が落ち始めております。
落ちている銀杏は少し小ぶりではありますが、日中では銀杏拾いをされている方も見られるようになって参りました。

夏の終わりと、秋の始まりを告げる、そんな銀杏を今日は撮影してみました。
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子安神社 泣き相撲

シルバーウィークも最後となる秋分の日に、子安神社では毎年恒例の泣き相撲が行われました。
この泣き相撲は青森県や栃木県など全国各地で行われております。

泣き相撲は、「泣く子は育つ」という格言にあやかり、子どもの健やかな成長を祝う行事として行われております。
泣き相撲の起源は明確ではありませんが、栃木県鹿沼市樅山町にある生子神社にて行われている「生子神社の泣き相撲」が天正年間の文献に出ているとのことから、1861年頃には既に行われていたようです。

 

今回の子安神社の泣き相撲では、赤ちゃん力士として平成19年6月から平成20年5月の赤ちゃんが参加しておりました。
私の息子も、昨年の8月生まれで参加対象でしたので、泣き相撲に参加させて頂きました。

息子の様子を見ていましたら、最初からいつもと違う雰囲気を察知していのか、不安げに私に抱きついておりました、
順番となり、土俵にあがり「はっけよい、のこった」の掛け声と共に、大きく泣き出しておりました。



秋晴れの下、息子も元気に泣き出したので、「泣く子は育つ」にあやかり、これからも元気に育ってくれればと思います。
また、会場では、少子化と言われているのが不思議と思うくらいにたくさんの子ども達や家族連れで賑わっておりました。

行事に参加して感じましたが、少子化対策の一つは「家族を大切にする心を育てる」ことだと思います。
現少子化担当大臣は、個を重視し、夫婦別姓の推進や家族制度を否定する立場の方でありますが、例え国の施策と反対の立場であろうとも、家族を大切にする心を育めるような市政を目指して参ります。
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敬老の日

シルバーウィークの大型連休が始まり三日目となる今日は、敬老の日であり、地域にて敬老の集いが開催されておりました。
地元の並木町1丁目では、並木町会館にて集まり、昼食を一緒に食べると共に、マジックショーや話で会場は盛り上がっておりました。



また、途中では並木町のこども会による歌とお菓子のプレゼントがありました。
さらに、歌を披露した後には、アンコールの声があがり、夕焼け小焼けを皆で歌う場面なども見られました。

 

敬老の日を向かえるに辺り、平成21年度の高齢者の状況(平成21年9月1日現在)を調べてみました。
八王子市内における高齢者の上位は下記のようになっております。
 (1)最高齢者         110歳 女性 1人
 (2)次の高齢者    107歳 女性 1人
 (3)3番目の高齢者 105歳 女性 6人
以上と合わせて、市内の100歳以上の方は133人(男性15人 女性118人)いらっしゃいます。

さらに、今年度で100歳を迎える方は59人(男性10人 女性49人)となっています。
日本人の平均寿命も昨年より若干延びており、男性で79.29歳(昨年 79.19歳)女性で86.05歳(昨年 85.99歳)となりました。

高齢化社会と言われている現在、八王子における65歳以上の方を見ますと、総人口が551,127人に対して、111,290人となり、総人口の20.19%を占めております。
しかし、その多くは寝たきりなどではなく、日々、元気に活動されている方達になります。

若年世代が減少し、先輩方を支える土台としての役割が担えきれなくなる可能性が言われている中から、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)などが制度設計されました。
今回の政権交代により、この制度は廃止されるようではありますが、苦労して今の日本を築き、守られて来た大先輩が、老後を心配なく暮らせるような国づくりを進めることが今の私達、若手世代に求められていることの一つだと思います。

市政において、少子・高齢化対策特別委員会の副委員長として施策の勉強をし、残り1年半で一定の方向性を打ち出せるように頑張ります。
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小児救急フロチャートが完成

9月10日の一般質問(下記のURL参考)でも取り上げましたが、昨年より提案しておりました小児用救急フロチャートである「小児 救急に行くその前に!」が完成致しました。
作成の経緯や内容については、先の一般質問でも掲載しておりますが、これは子どもが急な発熱や腹痛と言った場合に、症状を見て自宅で救急にいくかどうかの判断が出来る手引書となっております。



フロチャートは、下記の様に熱が出た腹痛・嘔吐・下痢誤飲など各項目に分かれて、24ページに渡り、それぞれについての対応の仕方、簡単な応急処置を記載しております。
さらに、症状によって色分けして、病気の緊急度を見やすくしております。
また、最初の方では救急病院に行く時に必要な物や心がけることも記載しております。

 

このフローチャートは9月下旬中学校以下のお子さんがいる家庭全てに配布されます。
母子手帳にも挟めるサイズにしておりますので、是非、携帯して頂き、活用をして頂きたいと思います。

また、合わせて提案しておりました救急の上手なかかり方、また小児医療の現状について知ることが出来る「こどもの救急」が下記のように10月4日に開催されます。
多くの皆様方に足を運んで頂き、フロチャートの使い方を始め、子どもに負担がない救急の活用方法を知って頂ければと思います。



昨年提案したフロチャートの作成、医学講座の開設まで約1年の時間がかかりました。
ようやくここで一つの結果を出せたのではないかと思います
しかし、医療は常に進歩していると共に、新型インフルエンザなど常に課題が迫っております。

今後も、医療従事者としての経験患者として通院した経験、その両方の側面から本当の二人三脚の医療が出来るように提言して参りたいと思います。

【参考】
第3回市議会定例会議 一般質問→http://leolion.jugem.jp/?eid=359

第3回市議会定例会議 一般質問 動画→http://leo-leo.jp/shigikai_qa.html
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並木町交番 開所式

先日、ブログでも紹介致しましたが、散田交番の移設工事が終了し、並木町交番と名称も新しくなりまして、本日、交番の開所式が行われました。
大きさも今までの平屋から2階建てになり、見た目も現代的な佇まいとなっております。



少し歴史を見ていますと、下の画像にもありますが、この移設前の散田交番が設置されたのは、明治23年1月でした。
交番制度自体が出来たのが明治7年ということでもありますので、比較的早い段階で設置された交番でもあります。
そして、当初の設置が、神奈川県横山郡散田ということから名称が散田交番になりました。

交番としては、119年の歴史を持ち、恐らく途中で何度か立替が行われ、現在の形になっているのではないかと思います。
私自身、小さい頃からの思い出にある交番は、既に今の形であったように記憶しています。



その後、昭和30年には横山村が八王子市と合併し、交番の所在地の地名が並木町へと変更になりました。
それにより、並木町にある散田交番ということで地名と名称が異なっているという状況となりました。

さらに、並木町にある長安寺さんの土地を借りて設置していた散田交番でありましたが、その後、交通網の発達や、目の前に歩道橋があること、さらには隣にファミレスが出来た影響により周囲から目立たなくなって参りました。

そこで、今回、交番の移設を行い、より地域の要として目立つように反対側へ移設することとなりました。
さらに、名称についても、地域からの要望があったことを受けて、前都議に力もお借りし結果、移設に伴い並木町交番へと名称変更を行うことが出来ました。



これにより、地域名が入り、より分かりやすい交番になったかと思います。
また、子ども達の通学路指定されている場所の近くということもあり、地域の安心、安全を守る要所として、その存在感が高まったと思います。
甲州街道を挟んで、今までは目立つことがなかった交番も、今回の移設によりよく目立つようにもなりました。



この交番制度と言うのは、日本独自のものでもあります。
その為、海外では、交番はそのまま「KOBAN」と訳されております。
そして、この制度を見本とし、シンガポールなどでは実際にKOBANが設置されています。

明治7年に制度が創設され、それ以来、地域の要として交番は存在しております。
今後も、地域の安心、安全を守れるように、私自身も交番に協力し、活動を進めてまいりたいと思います。

【参考】
新並木町交番について→http://leolion.jugem.jp/?eid=343 
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