先日、国会にて審議が通り、早い地域では定額給付金が配布されるようになりました。
また、昨日、各幼稚園宛てに子育て応援特別手当についての書類が送付され、それぞれ配布への準備が揃いつつあります。
定額給付金などの配布事務は私が所属する総務企画委員会にて審議が行われていました。
配布時期と致しましては、下記の八王子市役所のページのも記載がありますが、申請書類が3月29日に郵送され、交付は4月下旬から5月上旬を予定しております。
子育て応援特別手当も定額給付金と同時に支給される予定なので、時期は同じになります。
ちなみに、定額給付金につきましては、ニュースでも様々報道されているのですが、子育て応援特別手当はあまり報道されていないので、その内容について記載したいと思います。
この子育て応援特別手当は、第1子が小学校から高校卒業(18歳)までで、第2子が平成14年から平成17年生まれの子ども(小学校就学前3年間)が対象となります。
つまり、お兄ちゃんかお姉ちゃんが小学生以上、高校生以下で、その弟か妹が平成20年度に3歳から5歳であれば、下の子が対象となる制度です。
子育て応援特別手当の交付金額は3万6千円になり、所得制限はありません。
申請は、対象の方の世帯主宛てに定額給付金と同じく申請書類が送られてきます。
子育て応援特別手当は、多子世帯の援助をする為に行われるもので、経済対策の一つとしています。
ちなみに、これらの財源について、報道では詳しい説明がされておりませんが、税金は投入されておりません。
財源となっているのは、財務省にある特別会計から出されるものであり、いわゆる埋蔵金と言われているものです。
この埋蔵金は、財務省が以前から準備している経済不況になり円安に陥った際に使用する財政調整基金の利息分になります。
つまり、簡単に説明すれば、銀行に貯金してた利息分が今回の財源となる埋蔵金ということになります。
積み立ててある元金自体には入ることなく、利息分だけで2兆円を捻出することが出来ています。
今までは、財務省がその利息分を自分たちが貯めたという自負の下、財務省でしか使わなかったものを、今回、広く使用できるようにし、定額給付金として配布をすることになりました。
つまり、集めた税金を再配分するのではなく、利息として稼いだ部分を給付することになります。
マスコミではなかなか詳細な内容や、その仕組みについては報道されておりません。
また、世論調査では定額給付金は評価しないけど、配布されるなら受け取るといった状況になっています。
市議会の給付金事務についての議論でも、同様の議論がされ、反対との意見が出ていました。
おそらく、反対の意見を表明していた方も、給付金は受け取るような気はしますが。
議員で反対をしている方々が、給付金を受け取らずに拒否をしたり、寄付に当てたりして、自分は受け取らずに反対の信念を貫いたらその意見は心が入っていると思いますが、反対しつつ受け取ったら、その意見というのはただのパフォーマンスに過ぎず、心が入っていないような気がするのは私だけでしょうか・・・。
【参考】
⇒ 佐野雅巳 (04/27)
⇒ .motchiy (01/03)
⇒ 崇 (08/25)
⇒ マザー (04/27)
⇒ レオ (01/23)
⇒ 松葉浩充 (01/21)
⇒ マザー (10/27)
⇒ マザー (10/10)
⇒ 崇 (08/15)
⇒ 通りすがり (02/03)