鈴木レオ 八王子のために獅子奮迅!!

八王子市議会議員 鈴木レオと事務所スタッフの活動を
徒然なるままに綴っております。

明日、道路特定財源の期限切れ

先ほど、道路関係を除く租税特別措置の期限を5月末まで2か月延長する改正租税特措法、いわゆる「つなぎ法案」が衆参にて可決されました。
これにより、7項目の減税処置が継続となり、ガソリン税などの道路特定財源の部分のみ期限切れとなりました。

多くの報道で租税特別措置法の経過が報道されておりましたが、改めてその経過を整理してみたいと思います。
まず、政府より提出された平成20年度総予算と歳入法案を2月29日に衆議院で議了し、参議院へと送りました。
参議院へ送られた後に、参議院では租税特別措置法について納得できないとのことで第1党の民主党が2週間の審議拒否を含め、歳入法案と民主党が提出した歳入法案の審議が4週間行われませんでした。
この審議拒否により、議論すべき法案にも関らず、議論の場である委員会に挙げられることや法案についての審議自体が行われず、期限となる本日を迎えることとなりました。

これにより、平成20年度の予算において、見込んでいた歳入が入らないこととなり、予定されている歳出項目の為の財源が無くなるという事態になりました。
この影響額としては、地方税で考えると約9千億円、国税分となると約1兆7千億円の歳入不足となります。
さらに、国税の収入分からの
 道路交付金 7千億円弱
 県・市・町村道の建設補助金 6千億円弱
 国道の延伸・拡幅・維持補修の直轄道路事業 
      約1兆4千億(地方負担分 6千億を含む)
が配分されなくなる可能性がある
ため、地方財政に多大な影響が出てくると考えられます。

八王子市においても、この交付税を受けており、先日行われました予算等審査特別委員会や一般質問でも取り上げられておりましたが、事業費ベースで約25億円の影響が出てくる可能性があります。
その為、圏央道の延伸や国道の整備、または甲州街道の歩道や街路灯の整備が進まなくなってしまう可能性が出てきました。

この租税特別措置法は、生活に密着しているものであり、ガソリン税だけではなく、今回延長された7項目など、輸入品目への関税や様々なものが盛り込まれています。
期限切れを迎えてしまい、歳入の予算が不明になってしまいましたが、国会において審議拒否をするのではなく、しっかりと審議をして頂き、不足する財源の確保、官僚の無駄遣いを廃絶すると共に、混乱だけは起きないように対処法を早急に構築していかなければならないと思います。

八王子市においても、この「つなぎ法案」には市町村に関連する規定がないこともあり、今後どのように対応していくのか依然として暗中模索の状態が続きそうです。
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第1回市議会定例会議 一般質問

昨年の第2回定例会議、第3回定例会議、第4回定例会議に続いて、第1回市議会定例会議において一般質問を行いました。
今回は予算等特別審査委員会にて総括質疑を行ったこともあり、予算に言及すのではなく、八王子の街づくりをよりよくする為に施策について、提案することを中心として一般質問を行いました。

内容は、いつもの教育や医療から代わり、以前より多くの課題が指摘され、数々の一般質問もされている八王子駅北口駅前広場についてと、八王子が取り組んでいるごみ減量をさらに前進させる為の新しい試みについて質問を行いました。

始めに、八王子北口駅前については、地上の大型歩道橋(マルベリーブリッジ)と地下広場の2点を中心に質問いたしました。
マルベリーブリッジについては、多くの方々からも意見を頂いておりますが、利便性が低く、東急スクェアに行くにしても、階段を上り下りしなければ行けないといった所があります。
このマルベリーブリッジとよく比較されるのが、立川のペデストリアンデッキですが、やはり利用者を考えると、駅前ビルに直接入れるような形を構築することが重要になります。
現在、八王子駅南口では、再開発事業が行われておりますが、今後、この再開発事業を連動し、北口・南口の回遊性を高めることが必要になって来ます。
だからこそ、南口再開発が終了するまでにこれらを改善することが必要と思い、今後の改善計画、またどのように改善すべきかについて質問いたしました。
改善点として重要なのは、ソフト面は小まめに調整してきましたが、やはり問題を解決するには抜本的な改築が必要をしなければならないと思います。
例えば、マルベリーブリッジをスクェアと接続するなど、ハード面の改築について提案を行いました。

さらに、駅前にある地下広場について、現在、暗いといったことや、あまり利用率がないといった問題が挙げられております。
やはり、八王子の玄関口である地下広場ではあるので、雨の日などの通行を安全に出来るようにするために地下広場をより明るくすると共に、市民の興味が沸くような方法を考える必要があると思います。
例えば、昨年に地元大学の作品展が市役所など3箇所で行われておりましたが、それらを地下広場で行うといったイベント開催や、そごうがリニューアルして地下駐車場と提携したこともあり、そごうのデパ地下への入り口を作るなど、有効活用の方法について提案を行いました。

行政としても、北口の利便性向上について取り組まなければならないと認識しているとの答えを頂き、今後としては、北口の今後についての検討会議を進めると共に、より利便性の向上を目指した取り組みを進めて頂くこととなりました
今後も、その経過についてチェックすると共に、皆様の意見を反映した利便性の高い物に出来るように質問をしていこうと思います。

続いて、ごみ減量では、現在のごみ減量が横ばいになっている状況をさらに進める為に、他の行政で行っている取り組みを紹介すると共に、分別回収の支援について提案を行いました。

始めに、生ごみを出さない「エコクッキング」の普及啓発について提案致しました。
これは、ある政令指定都市で行われており、近県にも好評で生ごみ減量に効果を表しているものでした。
八王子でも市民団体で行っている所がありますが、やはり行政としてもそれらを支援し、ごみを出す前に出さない方法を周知して行く、そしてクッキングなど地元野菜を使ったものを紹介して行くことが減量への意識付けを容易にさせられると考えます。

さらに、ごみの収集をしやすいように、携帯電話へのごみ捨て日通知サービスの実施を提案しました。
月に数度しかないダンボールや古着などの収集日は忘れ易かったり、引越しにより収集日が変わると分からなくなったりといったことがあるため、メーリングサービスを使ったごみ収集日通知サービスの提案を行いました。

行政としても、横ばいの状況を打破しなければならないと考えており、今回提案したものを始め、ごみ減量が進むよう新しい試みを積極的に取り組んで頂けることとなりました。

今後も多角的な面より質問が出来るようにして行こうと考えています。
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一般質問(3/28)の時間のお知らせ

平成20年第1回市議会定例会の一般質問の時間が決まりましたのでお知らせ致します。

日付:平成20年3月28日
時間:10時半前後
発言内容:
◆八王子駅北口駅前の有効活用について
◆ごみ減量への取り組みについて

発言順番は2人目で、一人当たり25分の持ち時間で行うそうです。
議会は10時開始なので、だいたい10時半くらいになります。

当日、市議会議場にて、質問の模様を見ることができます。
その際には八王子市役所4階の議会事務局にて手続きを行ってください。
また、当日八王子テレメディアで放映されますので、お時間のある方はぜひご覧ください。
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メンテナンスのお知らせ

平成20年 3月21日〜4月5日の間、サーバメンテナンスのため、http://leo-leo.jpのサイトは閲覧ができなくなります
その間はこちらの活動日誌に情報を載せますので、こちらをご覧ください。


■今後の予定
平成20年 3月28日 一般質問において、発言を行います。(時間未定)
※テレメディアにて放映があります。

■これまでの実績
私立幼稚園入園の際の入園料補助金を新設!!

■3月の予定

2月 29日〜3月28日 第一回市議会定例会

テレメディア放映日(10:00〜議会終了まで)
 予算質疑:3月10日、11日、12日、13日
 一般質問:3月28日
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予算等審査特別委員会 総括質疑

本日より、予算等審査特別委員会の総括質疑が始まり、初日の2番目として質疑を行いました楽しい

今回は、
 1、医療の充実を目指して
 2、高尾駅の橋上駅化及び周辺地域の整備について
 3、幼児教育における保護者負担軽減金について

の3点について質問を行いました。

最初の医療の充実では、小児医療体制、救急医療体制を中心に、AED(自動体外式除細動器)の普及・整備について取り上げました。
八王子の小児医療体制では、H22年に府中に小児の総合医療センターが出来ることにより、都立小児病院が統合されると言う話しが出ている中、これからの小児医療体制をどのように行政として考えているのか質問すると共に、小児医療では初期診療が重要となる為、初期診療の充実が出来るような体制を構築するよう要望致しました。
行政としても、小児医療を低下させることの無いように、かかりつけ医の普及などを行い、総合医療センターからも医師の派遣が出来るような体制を構築して行くとの答弁を頂きました。
救急医療体制では、現在、初期診療である一次、二次が飽和状態であり、救急医や看護師不足の中、行政としても現場の声を聞き入れ、支援体制を整えることが重要であるとの質問を行いました。
中核病院である八王子医療センター、東海大学病院には、補助金として共に1億円近くが出されているが、今後、現場の声を聞き入れながら、一概に補助金を上げるだけでなく、必要な支援体制を構築して頂ける様に要望致しました。

続いて、高尾駅の橋上駅化では、実施計画、武蔵陵にかけての周辺整備事業、そして歩き易い案内表示の整備について質問を行いました。
具体的な実施計画や、駅舎の保存については、代表質疑などで行われていたので、今回は詳細の部分について質問を致しました。
高尾駅のホームには、太平洋戦争の傷跡が残っている所があります。1番、2番ホームの31番と33番の柱には、一部白く塗っておらず、茶色い部分があり、そこには機関銃を受けた銃撃の後が残っています。
実施計画を策定するにあたり、細かい部分ではありますが、過去の記憶を消さないように実施計画を組んで頂くよう要望し、行政としてもしっかりと対応して頂けるとの答弁を頂きました。

最後に、平成20年度より新規事業として策定されました、私立幼稚園保護者負担軽減金について質問を行いました。
この保護者負担系現金は、私立幼稚園協会が10年間要望していたにも関らず中々実現をすることが出来なかった事業でした。
昨年、私自身が一般質問に取り上げると共に、黒須市長が三期目の公約に子育ての充実を取り上げ、行政の部長、課長が積極的に取り組んで頂いた結果により実現をすることとなりました。
この事業は、三多摩においても先駆的な事業であり、これから八王子が子育て支援の街のリーダーとして牽引して行く形になる事業でもあります。
今後も、子育て・子育ち支援に力を入れると共に、保護者や市民の方々の声を聞き入れた政策を実現して頂くよう要望し、行政としても取り組んで頂けるとの答弁を頂きました。

この他、詳細の内容については議事録が作成され次第掲載すると共に、映像も後日掲載致しますのでご覧頂ければと思います。
次回は、3月28日に一般質問を行う予定です楽しい
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